にいがた朝ごはんプロジェクトの歩み 2011年・秋に産声を上げた「にいがた朝ごはん」。お宿の若旦那たちが毎日集まり育てたこのプロジェクトの秘密に迫る!
“最高の朝ごはん”とは・・・、
すなわち最高の土地でとれたお米とその食材を、その地で味わうこと。
日本一の米どころ新潟の美味しいコシヒカリを、その土地の水で炊き、その土地で採れた食材で作ったおかずとともに食す。
そんな究極の朝ごはんを召し上がっていただくべく、2011年・秋、新潟県内の13温泉地のお宿の若旦那たちが集結し、「にいがた朝ごはん」プロジェクトはスタートしました。
13地域・115軒からスタートした本プロジェクトは県内外で好評を博し、2012年・春、通年行事となって第2章がスタート。
以後、夏・秋・冬・春・夏と回を重ねるごとに参加地域や参加施設も拡大。
2024・冬よりスタートする「にいがた朝ごはん2024・冬」では21地域58軒のお宿が参加。
各地域趣向を凝らしたとっておきの朝ごはんを用意して、お客様をお迎えします。
「にいがた朝ごはん」ブランドステートメント
- 理念 ideology
食文化の継承者 - 地域に脈々と息づく食材(産物)は、その土地の文化でもあります。
その文化を先人から受け継ぎ、未来へ継承するのがわたしたち人間の役割。
地域の食文化の継承者として、わたしたちは次世代へ残すべき商品を開発・発信していきます。
- 個性 individuality
旅館を中心に、農商工が連携 - 新潟県の“魅力(=資源・財産)”を、生産者・加工者・流通業者・
観光のプロ達が【にいがた朝ごはんプロジェクト】という名のもとに連携。最高のお米を“最高のごはん”として味わうための商品を開発、PRしていきます。
- 概念 concept
新潟県の魅力を朝ごはんから - 新潟県産コシヒカリを、新潟の水で炊いた時の美味しさを伝えます。
新潟県産コシヒカリに合う、地域の食材を使った食品ブランドを発掘・開発・商品化します。
美味しいごはんを最大限に美味しく感じていただくポイント(=その地で味わう)を、温泉や観光を絡めてPRします。
どうして“朝ごはん”なの?
旅館の夕食が華やかで品数が多く、お酒など飲み物と楽しむものだとしたら、
朝食は料理の素材や味わいをゆっくり楽しむことができるひとときです。
旅の記憶に最も残る食事は、宿を発つ日の朝食ではないでしょうか。
新潟の食材の美味しさに秘密あり
新潟県の野菜は、海岸沿いの砂丘地、信濃川などの川沿い、
苗場山麓などの高原、水田転作畑など広い地域で栽培されています。
野菜は、種類によってよく育つ温度や土の質が異なるので、
それに合った場所や時期を選んで栽培しています。
広大かつ肥沃な土地と、雪解け水と雄大な川の恵みによる豊富な水資源。
新潟県はおいしい野菜ができる条件に恵まれているのです。
(参考:新潟県農産園芸課資料)