大湯温泉/朝ごはん きっこうし漬け

きっこうし漬け

雪深い土地ならではの美しさがある

駒ヶ岳の麓に位置する大湯温泉は、開湯800年の歴史を誇ります。東洋のミケランジェロといわれる石川雲蝶や、狩野松州といった江戸時代の名匠が手掛けた彫刻絵画に彩られた「西福寺開山堂」や「永林寺」。奈良時代、聖武天皇の北陸鎮護の道場として建立されたという「円福寺」など、古い時代からこの地を守る仏閣や神社が多く存在します。特に、真っ白なしんとした雪景色の中の荘厳な風景は雪国ならではの一見の価値ある風景です。

ひとつひとつの食材が大きい理由

大湯温泉の冬の朝ごはんは、「きっこうし漬け」。鰊、ダイコン、ニンジンなどを麹に漬け込んだ、地元では欠かせない漬物です。これは、冬場に動物性タンパク質と食物繊維を摂取するための、雪深い土地ならではの保存食。特徴的なのは、それぞれの食材がとても大きいこと。その昔、ダイコンをナタで“きっこす(乱切りにする)”ことからこのような大きさと名前になったと言われています(※諸説あります)。さすがに現代ではナタのある家庭も少なく、大きいと食べにくいということもあって、昔よりもサイズは少し小ぶりになったのだとか。それでも、他の地域のこういった漬物と比べると、存在感のある大きさです。漬物というよりは、おかずに近い感覚・・・!? 魚沼産コシヒカリとも相性抜群です。

豪雪地帯の暮らしを垣間見る朝ごはん

ひとつひとつの食材が大きいのには、もうひとつ所以があると推測されます。雪国の冬場の台所仕事はとにかく厳しい。そして『きっこうし漬け』はお客様用ではなく家庭料理。日常的に“食べる”ことに特化した料理だからこそ、下準備に時間をかけず豪快な大きさになったのではないでしょうか。大湯温泉の朝ごはんで、そんな魚沼の人々の雪深い季節の暮らしの知恵に思いを馳せてみてください。きっと新たな冬景色に出会えますよ。

魚沼産コシヒカリの新米と地元伝統料理でお待ちしております。

大湯温泉・朝ごはん「きっこうし漬け」が召し上がれる宿

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