十日町市・松之山・松代

十日町地域、松之山地域、松代地域、川西地域、中里地域の5つのエリアで構成される十日町市。
ブナの木々が一面に広がる美人林や、大渓谷の清津峡(国指定名勝・天然記念物)、星峠の棚田など、
一度は見たい絶景が点在しており、どれも地域の人々が誇る十日町の宝です。
また、新潟県で唯一の国宝である「火炎型土器」は、
市内の笹山遺跡で出土した貴重な縄文土器で、十日町市博物館で見ることができます。
それぞれの地域に温泉もあり、松代の芝峠温泉は、気象条件が合うと神秘的な雲海を湯に浸かりながら眺められます。
松之山温泉は日本三大薬湯のひとつで、大変濃い塩分の作用で体がぽかぽかに温まります。

ひなの宿ちとせ

料理名

棚田鍋

食材

妻有ポーク(越の紅)、白菜、根菜類、大根おろし、神楽南蛮

ストーリー

棚田米のスープと季節の棚田を表現した 松之山名物「棚田鍋」。松之山地域には多くの棚田があり、「にほんの里100選」にも選ばれるほど美しい里山の風景が広がります。そして松之山温泉は冬になると3メートルを超える雪が積もります。雪解けの清らかな水は美人林と呼ばれるブナ林の地下に蓄えられ、四季を通して棚田を潤します。そんな米を最高においしく食べてもらいたいと、2009年に考案された松之山の名物の「棚田鍋」。スープには米の重湯を入れ、食べる間際に鍋に大根おろしを添えることで、雪が降り積もる棚田の風景を再現しています。地元の銘柄豚、妻有ポークの熟成「越の紅(くれない)」に白菜、根菜類を使い、そこに同じくコシヒカリの「おこげ」をつけます。スープを口に入れると、米の重湯でとろんとしています。飲み干すと、喉の奥に米の優しい甘い風味が残ります。大根おろしのおかげか、味はとてもさっぱり。そこにおこげを入れると香ばしく、伝統野菜「神楽南蛮(かぐらなんばん)」といわれる農家の香辛料を入れると味が引き締まって、何通りもの味を楽しめます。胃のあたりから腸にかけて、じんわりとぽかぽかにあたたまるのがわかります。私たちはお客様に地元の安心、安全なものを、季節ごとに美味しく提供したい。私たちが松之山で昔から食べてきたものをお出ししたいとも思っています。古くから日本に根付く『身土不二』の考え方を大切にしています。

清津峡ホテルせとぐち

料理名

山肉囲炉裏焼き

食材

猪、鹿、熊、山菜、
貯蔵野菜その他

ストーリー

冬になると3メートル近い雪に埋もれる妻有郷。買い物は町まで雪の道を3時間歩いて行った地域で、食品はすべて乾物や貯蔵品でした。、春から秋にかけ取ってきた山菜や川魚などや秋から春にかけて猟師さんが捕ってきた山肉を塩漬けや味噌漬けで、貯蔵した山肉や山菜、貯蔵野菜を囲炉裏端で煮たり、焼いたりして食べた料理です。(プランにより肉の内容が変わります)

ホテルベルナティオ

料理名

酒粕でマリネした妻有ポークの低温ロースト温野菜添えと国産牛のグリル

食材

妻有ポーク

ストーリー

新潟県内でしか流通されてこなかった越後妻有の隠れた逸品。一般的な豚に比べビタミンEが10倍含まれており、豚特有の臭みやえぐみが無く、特に脂身にまろやかな甘さとジューシーな旨みがぎっしりと詰まっています。その妻有ポークを低温で蒸し焼きにし、県内産酒粕でマリネし風味豊かに仕上げています。雪国で閉ざされた生活のなかでの先人の知恵と進化の融合、ぜひご賞味ください。