にいがた朝ごはん

旨味とコクが凝縮された好評の逸品をアレンジ 近海の白身魚つみれと地元産夏野菜タップリのお味噌汁

これぞ落ち着く海の近くの朝ごはん

「寺泊の宿」を裏切らない味噌汁は全てのお客様に大好評

「サカナのアメ横(魚の市場通り)」や寺泊水族館、そして海水浴へと、長岡市寺泊地区の夏は一年のうちで最も活気づく季節。女将の右近さんも全国から訪れるお客様へのもてなしには万全の準備で望みたいと豊富を語ります。「魚の宝庫であることは認知されていますので期待を裏切らないように。また、あまり知られていませんが、この地域は農産物の直売所が大賑わいになっているほど、野菜の産地でもありますので、それらをふんだんに使ってお客様に新鮮な驚きを感じていただきたいですね。おかげさまで、過去の朝ごはんで提供してきた魚のつみれ入り味噌汁は、鮮度の高い魚介と野菜が一緒に味わえると大好評でしたので、今回もその方向で進めようということになりました」。

夏の暑さに勝るおいしさを演出するためには?

お客様の立場になって試行錯誤

メニューの考案は、まず調理場のスタッフから。夏の地の野菜の種類を改めて調べ、味噌汁の具として相応しいかどうか。また、つみれにマッチした魚介にはどのようなものがあり、入手可能かどうか等々。いくつもの組み合わせを最終的に女将をはじめ、フロントや客室係も一緒になって試食会を設けて検討を重ねたと言います。「家庭的な雰囲気のなかで行なう試食会です。お客様の立場になって、夏の寺泊の朝をスタートさせるのにバッチリな組み合わせをみんなで考えました」。高橋さんは納得の表情です。

寺泊だから入手可能な食材で、美味しい朝ごはんづくり

地元の農家の方々も張り切ってます

決定したメニューは「野菜7種と白身魚のつみれ入り味噌汁」です。具だくさんの味噌汁であるということは想像出来ますが、それ以上に使われる食材のストーリーがたまりません。「地元の農家の方と手を組んで、より鮮度の高い野菜を仕入れ、短時間のうちに仕立てて食卓に出します。魚介も同じく、揚がったばかりの白身のものをつみれにしますので、きっと味噌汁の『鮮度』もわかっていただけることでしょう。夏場の味噌汁ということで茗荷を効かせますので、さわやかな香りとともに一層食欲も進むのではないでしょうか?」。程よい規模の一軒宿だから出来る、地元の農家、業者と一緒になった臨機応変な材仕入れとメニュー対応は、必ず美味しさに表れてくることでしょう。「農家の方はお年寄りが多いのですが、お客様から味噌汁の野菜がおいしかったと喜んでいただいた旨を伝えると、『それなら張り合いが出るから、もっと良い野菜を沢山つくるよ』と張り切ってました!」。

知られざる地元産コシヒカリを独り占め

旨味とコクが凝縮された好評の逸品をアレンジ 近海の白身魚つみれと地元産夏野菜タップリのお味噌汁

いちばんの活気を楽しむなら朝ごはんを食べてすぐに出発!

ほっこりするつみれ入り味噌汁と一緒にいただくご飯は、宿の地元、寺泊・年友地区で丁寧につくられたコシヒカリです。聞けば三十数年前より有機肥料を用いて肥沃な土壌づくりからスタートし、現在では「いちまる会」という研究会を継続しながら美味しいお米作りに尽力されている方々が育む逸品なのだとか。「お客様から『このご飯は竃で炊いているのですか?』と良く聞かれます。新潟には有名なブランド米がいくつもありますが、こちらのコシヒカリも肩を並べるほどの美味しさだと思っていますので、是非期待していただきたいですね」。地元の人々のたゆまない努力から生まれる寺泊の美味しい朝ごはんをいっぱい食べて、さぁ、出掛けましょう!

寺泊温泉朝ごはん 対象旅館