にいがた朝ごはん

滑らかで交じり気の無い美味しさが信条 岩室産青大豆豆腐

岩室温泉開湯三百年祭!開催中

楽しいイベント満載!祭りも朝ごはんも楽しもう

岩室温泉は現在「岩室温泉開湯三百年祭」の真っ最中です。実行委員会が行うイベントの他にも、各宿がそれぞれいろいろなサービスやキャンペーン等を行っています。では三百年の歴史をちょっとさかのぼってみましょう。正徳三年(1713年)の元日に、庄屋 高島庄左衛門の夢枕に白髪の老扇が三日三晩立ち、その夢のお告げどおりその地を探してみたところ、一羽の傷ついた雁が温泉で傷を癒していたを見つけました。その源泉から旅宿は湯をくみ運びお客様をもてなしたそうです。これが伝承され現在も岩室温泉は「霊雁の湯」と呼ばれています。さあ、そんな歴史ある岩室温泉が提供する朝ごはんは?

地域に根ざした食文化をベースにしたメニュー開発を

世代を問わず地元の方々に聞きまわった結果です

岩室エリアのプロジェクトリーダーでもあり、岩室温泉開湯三百年祭実行委員会の会長でもある石添さんはこう語ります。「岩室の良さをしっかりと伝えるためには、まず自分が岩室のことを知らなければなりません。そのために、この朝ごはんプロジェクトをきっかけに、地元の食文化を掘り起こすためのヒアリングも始めました」。せっかくなら「付け焼き刃でない地域に根ざした食文化をベースにメニューをつくりたい」と、時間を割いては世代を問わず地元の方々にメニューのヒントになりそうなものを聞きまわったといいます。そこで今回得られたのが「青大豆豆腐」でした。夏の岩室の自信作です。

「青大豆豆腐」いよいよ満を持しての登場です!

艶やかで香りがよい大粒大豆エンレイのみを使用

以前のメニュー検討の際にも候補に挙がっていたという「青大豆豆腐」。その時は名前からしてインパクトのある「越後もち豚」の前に惜しくも外れていた一品です。それが敗者復活(?)的に採用となりました。その経緯を石添さんはニコニコと話してくれました。「やはり、インパクトとして『豆腐』はどうなんだろうと思いました」。しかし、"岩室の食文化"を掘り起こすヒアリングの際、製造元である平野屋豆腐さんの話しを聞くにつれ「今回はこれしかない!」と確信していったそうです。実は原料となる大豆の栽培。減反政策からはじまったものらしいのですが、一時期は県内においても有数の生産量を誇ったそうで、岩室とはゆかりのある食材です。今は地元の鈴木さんがこだわってつくる大粒のエンレイのみを使用しています。また、製造方法も唸ってしまいました。なんと、「青大豆豆腐」は交じり気の無い美味しさが信条なので、その日の朝一番(作業で使う器具が一番綺麗な状態)にしか作業をしないそうです。「これを聞いただけでも、ぜひ皆さんにご紹介しなければという気持ちになりましたよ」。

これからも岩室の食文化をいろいろなカタチで発信していきます!

滑らかで交じり気の無い美味しさが信条 岩室産青大豆豆腐

地元の方々とのコミュニケーションが大切な会議です

岩室の大地の恵みで育まれた食材といえば簡単ですが、美味しい豆腐になるまでには岩室の歴史と多くの方々のご苦労が垣間見えます。「『青大豆豆腐』はその昔、子どもたちがおやつのアイスクリーム代わりとして食べられていたほどの滑らかさや美味しさ、栄養が詰まった岩室の伝統食です。ぜひ岩室の食文化にふれて、お腹イッパイになってほしいですね」。石添さんは、これからも地元の恵みをこの機会を通して大勢の方々に楽しんでいただこうと、今日も地元の方々と膝を交えてのコミュニケーションを続けています。乞うご期待。

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