
ウィンタースポーツの季節を終え、まばゆい新緑の中で楽しむレジャーにピッタリな季節へと移り変わる、全国有数のレジャーリゾート湯沢。朝ごはんプロジェクトが発足した当初から、多くの協賛旅館・ホテルの連携だけでなく、食材の生産者、加工業者、販売関係者とも協議を重ね、お客様に喜んでいただくことが、自らの活気にもつながるという良い連鎖を生み出そうと、地元でしか出逢えない食材の活用や、歴史ある郷土料理の復活等、ユニークで意義深いおもてなしを提供してきました。「いつも同様、地元旅館組合の支配人や料理長を中心に、検討と試作を行ないました。もちろん、日々の業務を行ないながらの作業ですから、休憩時間等を活用し、無添加の地元食材探しに奔走しましたよ」と、プロジェクトを引っ張る高橋さん。その甲斐あって、検討会議にはふんだんに食材が集まってきたのだとか。「みんなで探した地元の宝物を出来るだけ活かしたいと検討した結果が今回のメニューです」。それは、新潟県全域(全国にも分布しています)において郷土料理の定番といっても良いくらいに親しまれている『のっぺい』でした。