にいがた朝ごはん

柏崎グルメの急先鋒が朝ごはんに登場 タコの魚卵塩辛和え

地元愛がご当地グルメを育む

鯛茶漬けの全国グランプリに湧く柏崎から

やりました! 2013年1月に開催された『第4回 全国ご当地どんぶり選手権』において、県内勢としては初の快挙となるグランプリを柏崎の鯛茶漬けが獲得しました。過去、7位、3位、2位と順調に人気を集め、是非とも今年は!と、意気込んでの東京ドーム参戦は見事に成功。これもひとえに地元愛に溢れる柏崎市民の賜物といっても良いでしょう。「この勢いをそのままに、お客様に喜んでいただける、柏崎ならではの朝ごはんを提供していきます!」と、組合長の中村さんは力強く語ってくれました。

希有な旨さがジンワリと全国に波及中

柏崎っ子のソウルフード、魚卵塩辛

今回のメニューのベースとなるのは、過去の朝ごはんのメニューのベースにもなっている全国的にも珍しい伝統珍味、魚卵の塩辛です。もとは柏崎駅前にあった旅館で出されていた塩辛で、旅人の口コミでその美味しさが全国に伝わっていったという逸品。「原料の真だらの子を、明治時代から受け継がれる木桶に約一年間塩漬けして発酵、熟成させたものです」とは、伝統の味を守り続ける地元の老舗「珍味の田塚屋」の尾崎さん。塩辛本来の味わいは、熟成によるまろやかさを兼ね備え、フワッと鼻を抜ける潮の香りがたまりません。実はこれだけでもごはんのお供には充分すぎる程ですが、「より美味しく」がモットーの柏崎ではさらにグレードアップしての提供を試みます。

海の幸で医食同源=これはイケル!

滋養強壮に注目される、柏崎のタコを和えて

グレードアップのポイントは、塩辛だけではどうしても単調になりがちな部分を解消すること。さらなるうま味、彩り、そして歯ごたえです。また、出来る事なら春の暖かさに活気づく様を表現したい・・・。中村さんをはじめとしたスタッフが模索し辿り着いたのは、地元で揚がった新鮮なタコ。県内屈指の良好な漁場に恵まれている柏崎近海は、鯛はもちろんのこと、旬の様々な魚介が豊富に揚がる事でも有名です。「その中から魚卵塩辛との相性が良く、それでいて意外性もあるタコを選びました。春の活気という面では、タコそのものに含まれている栄養素を摂取して、食した人が元気になってくれればという願いも込められています」。確かに高タンパクの低カロリー、アミノ酸の一種であるタウリンは滋養強壮、糖分の吸収を抑制するベタイン系化合物も多く含まれるとあって、最近再び脚光を浴びるヘルシー食材です。しかし意外性があるからといって、根本的に塩辛といえば「イカ」なのではないか、美味しくなければ、いくら栄養価が高いと言っても・・・と、半信半疑で試食させていただいたところ、「あれれれっ?」。相性抜群。彩り、歯ごたえ(噛み切りにくいイカよりもタコの方が好みという方がかなり出てくるのではと予想します!)、味わいがマッチングして、今まで口にした塩辛系のものとは確実に一線を画します。見事に柏崎グルメの術中にハマってしまいました。

新しい美味しさの追求に終わり無し

柏崎グルメの急先鋒が朝ごはんに登場 タコの魚卵塩辛和え

人気と実力を兼ね備えた柏崎グルメをぜひ

「鯛茶漬けではおかげさまで念願の日本一をとることが出来ました。次は朝ごはんのメニューにおいても県内一、いや、朝ごはんプロジェクトは県外にも広まっていくようですから、『日本一の朝ごはんを柏崎で』と評価いただけるように、これからも地元の食材と郷土料理を受け継ぎつつも、さらなる美味しさを目指して追求していきます」と中村さんの力強い言葉。本プロジェクトでは少数派の魚介メニューですが、やっぱり新潟に来たからには朝から晩まで魚介を食べたい! というニーズは多いはず。そのニーズに応えていただくためにも、今後も柏崎ならではの魚介を使った逸品づくりに期待しましょう。

柏崎観光宿泊業組合地区 朝ごはん 対象旅館