にいがた朝ごはん

め

郷土料理の魅力、再認識

魚沼の「おいしい財産」をもっと知ってもらおう!

前回の朝ごはんプロジェクトでは、地元魚沼で各家庭に伝わる漬け物と業界では全国に名を馳せる納豆を組み合わせ、ユニークなメニューを創り上げた大湯温泉。夏の時期に合わせ、新メニューについて思考錯誤しましたが、魚沼産コシヒカリを頂点とする朝ごはんメニューとしては、前回のものがなかなかの優れものであることに全スタッフ同意でした。
おまけにお客様からの「納豆らしい納豆に巡り逢えた」「手作り感がたまらない漬け物は、病み付きになるね」という声にも背中を押され、漬け物は夏野菜でつくられたものに変更しつつも、同じメニューでおもてなしすることにしたのです。

伝統と精進が魚沼の味覚を作り出す

素朴な味わいが飽きない母ちゃん漬け

山深い田舎では定番の漬け物は、地元で「母ちゃん漬け」として代々受け継がれる馴染みの味わい。食材は、冬場は野沢菜や大根、夏場はきゅうりにナスなど旬のもので、「浅漬け、糠漬け等々、漬け物でもいろんなバリエーションをつくっていることが特徴かもしれません。山深い田舎のところならではの生活の知恵ですし、つくり慣れているだけに味わいもこなれているというものです」。三友さんの言葉は控えめながらも、ふるさとの味に自信をのぞかせます。

受賞暦が物語る大力納豆の実力

「魚沼が誇る全国区の旨さを知ってもらいたくて」と、三友さんの肝いりで選ばれたもう一品が、地元でつくられる「大力納豆」。数々の受賞歴を持つ大豆生産者から調達した厳選大豆を、最高の魚沼コシヒカリを生み出す源である八海山系の伏流水を贅沢に使い、永年の研究により培われた手法で生産された納豆は、まさに「畑の肉」の横綱。大豆本来の味わいに強い粘りを持った逸品は、今や全国納豆鑑評会では名だたる産地の納豆を押さえて最優秀賞に輝くほどの実力です。

全国区のネバネバ×母ちゃんの真心=「最高の朝ごはん」

旅館のさりげない演出がうれしい贅沢な一品を、魚沼産コシヒカリと

各々がしっかりとした歴史と味わいを持つだけに、下手ないじり方をしては美味しさの足し算になるばかりか引き算になりかねません。「欲を言えば、出来れば掛け算にしたい。そのためにはシンプルかつ旅館毎の伝統が生きるものが一番なのではと、前回同様のメニューになっています」。決して派手ではありませんが、誰もが美味しくいただけて、「ほっ」とする納得の一品、「母ちゃん漬けの大力納豆和え」の登場です。旅館の母ちゃんがつくる懐かしいしょっぱさに、納豆のふくよかな味わいのコラボが、魚沼コシヒカリの(噛めば噛むほど出てくる)ほんのりとした甘さとマッチして、最高の朝ごはんをさりげなく演出してくれます。

春の大湯温泉は知られざる絶景と味覚でイッパイ

「ここだけの話ですよ」。実は、大湯の醍醐味を楽しめるのは…

夏の大湯温泉は「田舎で過ごす夏休み」気分満点! 蝉の音も心地良いBGMです。
大湯温泉を基点に楽しむ奥只見は、紅葉の頃が最も人気が高く、全国から大勢の観光客で賑わいますが、夏場ももちろん負けてはいません。「いろんなレジャーがのんびりと楽しめて、心地良くかいた汗はサラリとした大湯温泉の湯が流してくれます。キラキラと光る湯船の水面と壮大な山々の力強い緑は、絶好の癒しをもたらしてくれることだと思います」と三友さん。心地良く鳴り続ける蝉の音をBGMに、清々しい夏と魚沼の味覚を楽しんでみてはいかがですか?

越後湯沢温泉朝ごはん 対象旅館