にいがた朝ごはん

阿賀野川と山里が育んだ、おいしい朝ごはんもくず蟹味噌

川と山里の美しさをイメージさせるメニューに

里芋コロッケ

日本観光地百選に上位入賞した景勝・阿賀野川ラインのほとりに位置する咲花温泉。

「ようやく五泉一番の名産ともいえる食材で、もてなせる喜びがありましたね」。岡崎さんは、食材が決定したときの嬉しさを隠せない様子。地元組合旅館8件からの担当者が全員出席しての最初の検討会議では、前回の反省をふまえつつ、惰性ではなくゼロから地元の食材を見つめ直すことからはじまりました。その後、「毎回活発な意見が交わされた」という会議で導き出されたのは、五泉一番の名産品ともいえる里芋、「帛乙女(きぬおとめ)」。参加する温泉街が競って地元一番の名産食材を活用する朝ごはんプロジェクトにおいて、“五泉の誇り”登場と相成りました。「前回も最終選考に残った食材ですので、満を持してという感じでしたよ」と岡崎さん。

咲花の珍味と自慢の味噌をご紹介

もくず蟹

上海蟹と同様極上のおいしさ

昔から里芋の栽培に力を入れてきた五泉市では、昭和62年に「国の指定産地」に選ばれるなど、現在では県下一の生産量を誇ります。永きに渡る品種改良で生まれた「帛乙女」は、ゴロリとした形には驚かされますが、色は白く、ほど良いぬめりと滑らかな食感が受け、今や里芋のブランドとしては全国区になっているほど。「阿賀野川の豊かな水と、流れてきた土による肥沃で水はけの良い土壌が「帛乙女」の生育に合っているのでしょう。生産に携わる農家の方も、誰もが愛情を持って接するプロの方ばかりですから、毎年良質なものが収穫されています。そんな地元の味覚を朝ごはんとして、旅館の足並み揃えていかに提供するかが課題となりましたが、最終的には郷土料理として地元では馴染みがありながら、全国的には珍しい「芋味噌」としてもてなそうと意見がまとまりました。

珍味を使ったオリジナルメニューを開発中

里芋コロッケ

蟹×なんばん味噌のコラボが難しい

メニューが決定してからは、試作に試作を重ねて味わいを吟味していったといいます。旅館毎に持ち寄ったものに加え、加工業者さんが持ち込んだものなど、それぞれが自信を持つレシピでつくられたものばかり。「味そのものや食感などはあまり悩みませんでしたが、提供方法や旅館毎のアレンジの幅を持たせるためには、ある程度自由度がなければいけません。お客様に提供する場面を想像しながら、形状やレシピを探る作業は苦心しました。地元では里芋の形状をある程度残したものが多いですが、『ごはんの素(土産品)』として提供するときのことも考えて、今回はペースト状にしてみましたよ」。馴染みの郷土料理と真っ向に対峙して行き着いた提供のカタチに、岡崎さんも満足そうです。


試作品完成!極上のおいしさです

阿賀野川と山里が育んだ、おいしい朝ごはん "もくず蟹味噌"

今後も阿賀野川の幸をPRしていきたい

活発な意見が交わされ、試作と試食の連続で磨かれた咲花・帛乙女の芋味噌。同じベースのものを旅館毎の春のオリジナルアレンジを施してお客様に提供しますので、個性豊かな咲花の郷土料理に出逢えることでしょう。またこの春咲花温泉では、気持ちの良い季節を身近に感じていただくため、お客様が気軽に立ち寄ってイベントや食事を楽しむスペースをオープンしました。『咲花きなせ堤 河床』。その名の通り、咲花でゆっくりくつろいでいただきたいという願いが詰まった心地よい寄り処です。こちらも是非お楽しみに。(詳しくはご利用の各旅館までお問い合わせください)

これならお客様に喜んでいただけます!皆様のお越しをお待ちしております!

咲花温泉 朝ごはん 対象旅館