湯田上温泉 朝ごはん 地産地消の田上自慢の味 越の梅味噌

越の梅味噌

湯田上の春に欠かせない、名物食材です!

護摩堂山の中腹から新潟平野を見下ろす緑豊かな高台に位置する、湯田上温泉。開湯の歴史は古く、元文3年(1738年)。当時は「薬師の湯」と呼ばれていたのだとか。建物は近代化しつつも、温泉情緒はそのままに、素朴で静かな温泉地は新潟市内からもアクセスが良く、県内外問わず多くのお客様に親しまれています。
そんな湯田上温泉のある田上町は、米はもちろん、桃、梅、竹の子などの特産品で知られている土地。湯田上温泉では、これら特産品を活かした四季折々の朝ごはんのメニューづくりや加工品の製造に力を入れてきました。春の朝ごはんでは、自慢の特産品「竹の子」をテーマ食材に、「これぞ春の湯田上」と感じていただける料理に仕上げています。

みずみずしくも深みのある絶妙な味わい

肥沃な赤土の丘陵地で育った良質な田上町の竹の子は、アクも少なく美味しいと、県内産としては生産量はもとより、一番の高値で市場に出る逸品。そんな名物の竹の子のレシピは数えきれないほどあり、夕食にさまざまな形で提供されることもしばしば。そこで朝ごはんでは、昔から地元で親しまれてきた味わい方、「味噌漬け」で提供しようということになりました。良質な竹の子と、地元の「江部ファーム」さん自慢の減農薬・減化学肥料栽培コシヒカリ、新潟産大豆エンレイを使った仕込み味噌で作る「竹の子の味噌漬け」。竹の子の芳醇な香りと甘みに、味噌の深みのある味わいが絶妙にマッチ。春の食卓を彩る、みずみずしい逸品です。

温泉地を拠点に、近郊へ足を運ぶ楽しさ

田上町は県都・新潟市から近いこともあり、新潟市で観光、湯田上温泉で宿泊というお客様も多く見られます。また、加茂市や新津(新潟市南区)、白根(新潟市南区)といった近郊エリアへもアクセス抜群。湯田上を拠点に、さまざまなテーマ別の春の観光を楽しむことができます。加茂市では、加茂川の上を風にたなびく鯉のぼりが泳ぐ圧巻の風景を楽しめます。同じく圧巻の風景といえば、江戸時代中期が起源といわれる「白根大凧合戦」も見逃せないイベントのひとつ。空中で戦う勇壮な大凧は、一見の価値ありです。
このほか、明治時代、全国有数の出油地帯だった当時の面影がしのばれる新津の「石油の里」や、緑豊かな風景にモダンな建物が映える「新津美術館」など、文化的施設も充実。もちろん、護摩堂山や了玄寺、豪農の館といった湯田上温泉周辺も見逃せません。

湯田上温泉・朝ごはん「越の梅味噌」が召し上がれる宿