松之山温泉/朝ごはん とろろ朝まんま

とろろ朝まんま

里山の中の、日本三大薬湯

日本でも有数の豪雪地帯、十日町市にある松之山温泉。草津温泉、有馬温泉と肩を並べる「日本三大薬湯」のひとつです。約700年の歴史を誇り、すでに江戸時代には湯治客で賑わったという記録がありますが、ご存じのとおり草津・有馬ほど知名度が無いのは、里山の中の小さな温泉街だから。しかし、訪れてみればわかります! 塩分が多くてよく温まる薬効高い泉質、ノスタルジックな里山の風景、そこで採れるお米・野菜・きのこ・魚に山菜といった地のもの。いずれもここにしかない五感に響く自然の恵みに出会えることでしょう。

天然の自然薯知られざる成長過程

いまや県内全域に広がった「朝ごはんプロジェクト」のモデルケースを生み出したのが松之山温泉の「おいしい朝ごはんプロジェクト・まんまの朝まんま」。朝ごはんの先駆者的存在である松之山の“冬”の朝まんまは、「とろろ朝まんま」です。松之山のとろろは、もちろん天然の自然薯。長くまっすぐに伸びた自然薯の姿は一見の価値がありますが、これがなかなか手間のかかる食材なのです。自然薯は、成長過程で表面に付いた傷から細菌が入ると形がいびつになるのだとか。まっすぐ育てるには、こだわりの土と、細菌が入るのを防ぐという手間がかかるため生産数が少なく、当初は各お宿が毎日朝ごはんで提供するだけの必要量が揃わないかもしれないという心配もありました。しかし、十日町の自然薯をつくる農家さんのご協力により実現! 地域の生産者との連携によって結実した朝ごはんです。

雪と暮らす里山の冬の楽しみ方

食材供給の目途は立ったものの、現在の「とろろ朝まんま」にたどり着くまでには工夫が必要でした。実は、天然の自然薯はかなり粘りが強く、おろしてそのままごはんにかけてみると、ベストな食感とはいきません。そこで検討を重ねた結果、“大根おろしで伸ばす”という工程をプラスすることになりました。自然薯の風味に大根おろしの辛味がアクセントとなり、粘りもほど良くさらりと食べやすい。かくして、栄養抜群の「とろろ朝まんま」の完成です! 薬効高い温泉と、極上の朝ごはん。そして、日本有数の豪雪地帯は、冬も元気です。松之山温泉に伝わる奇祭「むこ投げ・すみ塗り」、この冬で65回を数える「十日町雪まつり」や「雪原カーニバルなかさと」といった雪があるからこそ楽しいイベントが盛りだくさん。ぜひ、里山の冬を体感してみてください。

松之山温泉・朝ごはん「とろろ朝まんま」が召し上がれる宿

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