きりん山温泉/朝ごはん みがき鰊の麹漬 春野菜の三五八漬

みがき鰊の麹漬 春野菜の三五八漬

山に囲まれ川と暮らす土地の食文化

きりん山温泉のある奥阿賀(阿賀町)は、県都新潟市から車で約60分。福島県の県境に接し、雄大な阿賀野川と支流の常浪川が流れる山間地域にあります。古くから水上・陸上交通の要所としての歴史を持ち、阿賀野川ライン舟下りや磐越西線の運行は、当時の名残ともいわれています。きりん山温泉の春の朝ごはんは、そんな奥阿賀の歴史や文化を“食”を通して知っていただこうという想いからスタート。古くから地元の郷土料理として親しまれてきた「みがき鰊の麹漬」「春野菜の三五八漬」の二品をピックアップ。いずれも麹を使った料理です。
実は、阿賀町は名水として知られる清水や湧水が随所に点在する水の名所。また、阿賀野川と常浪川の合流地点に位置するため、霧が発生しやすく、酵母や醪(もろみ)を使用した麹や味噌、清酒をつくるのに適した環境といえる場所なのです。この風土だからこそ育まれた食文化の賜物です。

山と狐の美味しい物語

「みがき鰊の麹漬」「春野菜の三五八漬」で使用する麹は、大正時代から続く地元「宮川糀や」さん自慢の品。阿賀町産コシヒカリを使い、保存料や添加物を使用せず丁寧に作られた麹は、とてもやさしい味わいです。「みがき鰊の麹漬」は、そんな「宮川糀や」さん製造の逸品。もちろん、お店でお土産としてもお買い求めいただけます。朝ごはんで堪能した郷土の味を家の食卓で再現すれば、旅の楽しい思い出がよみがえることでしょう。
そしてもう一方の「春野菜の三五八漬」。こちらは、それぞれのお宿で仕込みます。その名のとおり、塩3・米5・麹8の割合で混ぜ合わせたものに、かぶやきゅうり、にんじんなどの野菜を漬け込むこと一日で完成です。

山に抱かれ川を進む奥阿賀の絶景雪見舟

その昔、麒麟山には狐が多く生息していて、毎晩のように鳴き声や狐火が見られたとか。その狐火が、この地域で夜間に行われていた嫁入りの提灯行列の灯りと重なり、狐の嫁入り行列が生まれたといわれています。狐との関わりが深いこの地域では、毎年5月3日に「つがわ 狐の嫁入り行列」を開催。昔の嫁入りの風習そのままに、午後5時からスタート。100人を超える狐の花嫁行列が夕暮れ時の街を練り歩く様は、実に幻想的。ストーリー性もある魅力的なお祭りです。当日は行列に参加する人はもちろん、見物人も狐のメイクができるので、一体感を共有できるのも魅力です。

きりん山温泉・朝ごはん「みがき鰊の麹漬 春野菜の三五八漬」が召し上がれる宿

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