にいがた朝ごはん

ツ~ンと鼻に抜ける刺激と美味しさがクセになる 長岡巾着茄子の辛子茄子

長岡を伝えるごはんのお供づくりにこだわります

優れた食材を再認識する場に

蓬平温泉女将の会、通称「よももの会(名称詳細はバックナンバーをご覧ください)」のこだわりは、長岡の食材を活かした一品を、明るく、元気におもてなしすること。「夏の高温多湿、冬の豪雪、そして信濃川がつくった肥沃な土壌が、戦前より親しまれてきた『長岡野菜』を育んできました。しかし、最近では多くの食材が全国から流通してくるので、存在感が薄くなってきたのも事実です。私たちはこの朝ごはんプロジェクトを通して、地元にも素晴らしい食材がふんだんにあるんですよと認識していただくための機会にもなればと思っています」女将会の一人、金内さんは郷土愛たっぷりに話してくれました。

よももの会の姦し活動が福を呼ぶ

共鳴がもたらしたおいしい出逢い

地元愛×明朗快活で地場産食材の啓蒙を続ける「よももの会」の活動は、今では地元でもちょっとした話題に。また時を同じくして、生産、販売、飲食店等で構成される数々の勉強会も発足し、改めて長岡野菜を見直す気運が生まれつつあります。そのタイミングでの「夏のあさごはん」。昨年は作付け面積日本一と名高い長岡のナスをつかった「蒸かしナス」を提供。長岡野菜の代表格が、夏に相応しい仕立てをされて、多くのお客に大好評でした。それなら今年も同じものを・・・とならないのが、よももの会の心意気。長岡の夏野菜としてナスを使用しつつも、昨年とは異なるもてなしをしたいと賑やかに喧々囂々。そんな中、「これならどうだろう」。地元食材を生産加工する業者さんが声をかけてくれました。

夏に相応しい刺激を楽しんでください

果肉しっかり、甘みたっぷり、長岡の夏の風物詩をつかって

創業百有余年の味噌蔵、たちばな本舗。昔ながらの自然醸造の味噌づくりはもちろん、地元伝統野菜をつかった発酵食品や、近年では雪室で味噌を熟成させるなど新しい試みも行ない、発酵食、日本食文化の伝承だけでなく、新しい食の提案をしています。そんな老舗から提案されたのは「辛子茄子」。地元農家が数十年の時をかけてつくりあげた有機土壌で手塩にかけて育てられた長岡巾着茄子を朝に収穫し、その日のうちに昔からの製法、調合で仕込まれます。10月下旬の身が引き締まる時季のナスだけに、大きめにカットされ、皮や実の存在感とともにコリコリとした食感が、普段口にするものとは異なり堪りません。「即、採用決定です! 昨年はやさしい味わいの一品でしたが、今年はちょっと刺激的に。刺激的といっても涙が出る程の強烈さはありません。化学調味料無添加の素直な美味しさと、彩りも鮮やかな一品は、夏の朝の食卓にもピッタリです」と、自信たっぷりです。

地元愛に溢れる一品探しはいつまでも

ツ~ンと鼻に抜ける刺激と美味しさがクセになる 長岡巾着茄子の辛子茄子

夏の長岡でひとときの清涼感をお楽しみください

「よももの会」の元気な活動がもたらしたおいしい出逢いは、ちょっぴり刺激的な一品となってもてなされます。そして「長岡の夏といえば、大花火で有名な長岡まつりというイメージが強いですが、蓬平でも8月下旬に蓬平温泉夏まつりと、高龍神社の奉納花火が開催されます。規模はもちろん小さいですが、その分、アットホームな田舎の夏まつりという感じなので、のんびりと楽しみたい方々にはオススメ。山あいに響く花火の音も風情があって格別ですよ」。越後長岡の奥座敷、蓬平で過ごす、田舎の夏。ゆったり身を委ねつつ、ちょっぴり刺激的な朝ごはんに舌鼓を打つのも一興ですね。

蓬平温泉朝ごはん 対象旅館