にいがた朝ごはん

田上町の春の名産が満を持して登場! 竹の子の味噌漬け

湯田上温泉若女将の会「ゆごや会」。頼もしくもあり和やかでもあり

「これぞ春の湯田上食材」で湯田上の美味しさを伝えます

抜群のチームワークで、地産地消等、様々な活動をしている若女将の会「ゆごや会」。湯田上にある4軒の温泉宿が結束を固め始めた活動もすっかり板につき、今回のプロジェクトも、湯田上の新たな驚きと美味しさを伝えていこうと連日打ち合わせを行ないました。「どんどん前向きな意見を出して、カタチにしていこうとする勢いには頭が下がります」とは、ゆごや会を見守る立場の野澤さん。
熱気に包まれた食材決定の打ち合わせが終盤を迎える頃には「これぞ春の湯田上」と感じていただける食材、田上町名産の竹の子が選ばれていました。もちろん、全員一致での決定です。

新潟自慢のプレミアムな竹の子を地元ならではの味で

昔から食されていた一品が、お客様には斬新なメニューでした

湯田上の竹の子と言えば、知る人ぞ知るプレミアムブランドですが、その歴史は遥か昔から。大正初期頃には、田上町の特産といえば竹であり、竹細工の原料として県下全域に販売されていました。その後石油製品の普及で竹製品の需要が減り、「竹の子」としての生産へと変化していったと考えられています。今や田上の肥沃な赤土の丘陵地で育った良質な竹の子は、アクも少なく美味しいと、県内産としては生産量はもとより、一番の高値で市場に出る逸品です。では、その竹の子の美味しさをどのような料理として朝ごはんに提供するか。若女将達はここでも連日の打ち合わせ。春の食材のビッグネームですから全国どこでもそれなりのレシピが存在し、いただくことも出来ます。しかし「ありきたりのものではゆごや会の名がすたる!」と、改めて全員が発奮して情報収集していくと、なんと昔から地元で提供されてきた「竹の子の味噌漬け」が、意外やお客様には新鮮に映ることが判明。「これだ!」と目を輝かせた若女将達なのでした。

「やっぱり田上の竹の子は美味しいね」が聞きたくて

地元こだわりの味噌と良質な竹の子、そして腕の立つ職人により実現

今回もメニュー開発の良き相談相手は地元の江部ファームさん。毎回メニューづくりで一緒に奮闘をしてくださり、新たな湯田上の名物として仕上げてくれる職人集団です。それでも、やはり今回も開発当初は思考錯誤の連続だったとか。「みずみずしく爽やかな竹の子から出る水分と、配合させる味噌や調味料の配分が非常に難しい。でも若女将からの熱意が十二分に感じられていたので、こちらも期待に応えなければと仕上げましたよ」とは職人のお一人。もちろん熱意だけで美味しい味噌漬けは出来上がりません。良質な竹の子と、江部ファームさん自慢の減農薬、減化学肥料栽培コシヒカリ、新潟産大豆エンレイを使った仕込み味噌だから実現した賜物ともいえます。

湯田上の味覚を「お土産」に。食卓でもお楽しみください

田上町の春の名産が満を持して登場! 竹の子の味噌漬け

名産品→朝ごはん→お土産。このサイクルが地場産業を活性化します

竹の子のみずみずしさに芳醇な香りと甘み、深みのある味わいの味噌が相まって出来た逸品は、若女将も野澤さんも「春を感じるね」と大満足。そしてこの逸品を家庭の食卓でも是非味わっていただきたいと、お土産として商品化しました。「この味が自宅でも味わえる!」と、こちらも好評をいただいています。「朝ごはんと『お持ち帰り出来る湯田上の春』をぜひ、ご堪能ください」。若女将達は胸をポンと叩いて笑顔で答えてくれました。

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