にいがた朝ごはん

今年開湯300年を迎えた岩室のクセになる旨さ 大根からし巻 しそ巻

岩室のソウルフード。オンリーワンな美味しさ

個性的で超刺激的!でもクセになる!

江戸時代より効能豊かな温泉を持つ岩室。海、山、ホタルなど豊かな自然に恵まれた歴史と文化が織り成す温泉地です。春の朝ごはんでも、お客様に新鮮な驚きを提供しようと、地元の名産である翡翠豆腐、海苔、練りもの等、様々な意見が飛び交い検討されましたが、その中でひときわ輝いた食材は、個性的でなおかつ美味しい地元のおかず「からし巻」。昔から岩室の人々に親しまれ、知らない人はいない超個性的なおかずです。

強い日差しの下でも保存がきく、田んぼ仕事には欠かせないおかず

古くから岩室地域に根付いてきた美味しく食べる知恵

からし巻とは、からしを干した大根に巻いて寝かせ味つけしたもので、他にもシソやスルメを巻いたバリエーションがあり、それぞれが定番の一品として地元の食卓に上がるものです。お年寄りに聞くと、昔からたんぼ仕事の楽しみであるお昼ごはんには、おにぎり、あんころもち、煮豆と並び、無くてはならないものだったとか。ただ美味しいだけではなく、強い陽射しの下でも保存がきき、美味しくいただけるという昔からの知恵に基づいたおかずであったのです。からし巻にスポットを当てることは、岩室地域の自然と食文化を知っていただく良い機会になればという願いも込められていたのでした。

おかあちゃんが心を込めて1本1本手で巻きます

テレビ番組でも紹介され人気急上昇

今でこそ大根を乾燥させるため機械を使うようになりましたが、それ以外は昔ながらの手づくりです。からし巻の加工に携わる岩崎さんは、からし巻を美味しくつくる術として、「最初に試行錯誤しながら決めた究極の味わいと手法を、この道数十年の熟練スタッフがかたくなに丁寧に守ってくれているから、いつも美味しいものが出来るんです」と、笑顔で話してくれました。最近では、全国放送のテレビ番組でからし巻が紹介されたこともあり、各地からの引き合いが増え、息つく暇も無い程の忙しさだとか。岩室の小さな親善大使が、実はみなさんのお宅の近くで食されている・・・こともあるかもしれませんね。

開湯300年祭を「岩室の味」でも盛り上げます

今年開湯300年を迎えた岩室のクセになる旨さ 大根からし巻 しそ巻

さまざまなイベントでこの地域の魅力をPR

開湯300年を迎えるにあたってのテーマは「暮らしやすい温泉地」。 岩室の四季折々の旬の野菜や生き生きと生活している地域の人たち。「観光に来たお客さんたちにもこのままの岩室を感じてもらいたい」と掲げたテーマです。
300年祭に向けて荒れ放題だった空き地に菜の花畑を作り、春、一面の菜の花畑が見られます。その菜の花を料理して食べたり、菜種油を作るイベントも企画中。とにかくお客さん参加型のイベントにして岩室を体感してもらいたいとのこと。もちろん朝ごはんプロジェクトもコンセプトは同じ。おかあちゃん手作りの「からし巻」で開湯300年祭を盛り上げます。お楽しみに!

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